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施設概要

基本理念

当施設は、介護を必要としている方に対し、残存能力を活かし自立を促すための生活リハビリと良質の統合ケアさらに介護者への援助を含む包括したサービスを提供し、「統合的ケアサービス施設」として、介護保険に位置づけられている施設である。
したがって、利用者のQOLを重視、可能な限りの在宅生活の継続と家庭復帰を実現するために積極的に取り組んでいくことを基本理念とする。また、地域に開かれて施設として中核的存在となるよう努力する。

運営目標

1、生活に密着したリハビリと良質のケアの提供により、日常生活のレベルの自立を支援する。
2、明るく家庭的な雰囲気を重視し、個別性に基づききめ細やかなケアを提供する。
3、家庭との結びつきを重視し、連携を深めながらサービスを提供する。
4、可能な限りの在宅生活の継続と家庭復帰を支援する。
5、医療・福祉・保健施設としての機能を併せ持つとともに、積極的に地域との交流を図り、地域に開かれた施設としての中核的な役割を果たす。

敷地及び建物

敷地
施設  4,059㎡
駐車場 827㎡
合計  4,886㎡

建物
構造 鉄筋コンクリート造 地上3階建
建築面積 1,697.66㎡
床面積
1階        1,628.877㎡
2階        1,469.030㎡
3階        1,170.635㎡
PH階    58.695㎡
延床面積 4,327.237㎡(1,311坪)

居室数
1人部屋 2人部屋 3人部屋 4人部屋
2階 2室 3室 2室 12室
3階 4室 1室 0室 8室

環境・立地条件

当施設は、人口190万人を抱える北の都、札幌市の中心部(札幌駅)から北東約11㎞と近い場所に位置しているが、彫刻家イサム・ノグチの設計による、約188.8ヘクタール(東京ドーム46,755㎡の約41倍)という広大な「モエレ沼公園」と隣接し、また、周りは田畑や豊かな自然に囲まれており、四季の移り変わりが感じられる静かな環境にある。
アクセスとしては、札幌中心部からは地下鉄とバスによる公共機関か自転車による手段となるが、丘珠空港も近いことから周辺の道路は広く整備され、通所リハビリテーションを行う老健施設の立地条件としては最適な場所となっている。
また、当施設が所在する東区の人口は、札幌市10区のうち北区27万人に次いで2番目に多い25万人であるが、65歳以上の人口に対する老健施設ベッド比率では、約95名に対して1床で、豊平区に次いで2番目に少なく、今後、益々地域や家庭との結びつきを重視する運営を目指している、当施設の果たす役割は大きなものがある。

施設の特色

当施設の最大の特色は、三草会の母体であるクラーク病院が「整形外科」「リハビリテーション」の専門医療を担っている関係もあり、他の老健施設と比較してリハビリテーション科が充実していることが上げられ、通所利用者にはリハビリテーションを目的とした方が多い。
特に、平成20年度には介護要支援者を対象とした「パワーリハマシン」を導入し、一般的な筋力トレーニングとは異なる、日常のQOLを重視したリハビリテーションサービスに取り組んでおり、利用者から大変好評を得て、予約が一杯の状況となっている。

・入所の特色
一般棟(2階)は特に在宅復帰を重視して、リハビリテーション課のスタッフが行うリハビリとは別に、理学療法士との連携の基に、介護・看護スタッフも利用者個々に生活リハビリの時間を設けて拘わっている。認知症専門棟(3階)では、畑づくりや調理等、個々の生活歴に基づいた認知症ケアの実践を行っている。また、利用者のQOLの向上、生き甲斐づくりとしてボランティア講師の協力を得て、書道・陶芸等13種類の趣味活動を実施している。
在宅復帰率は平成20年度実績で、退所131名中34名(26%)であり、在宅退所後のフォローとしてショートステイ用に12床(2階10床、3階2床)を用意し、その利用率も年間80%であり、札幌市内でもトップクラスとなっており、通所リハビリテーションと併せて、介護者の負担軽減や要介護者の在宅生活を支える大きな役割を担っている。

・通所リハ(デイケア)の特色
ボランティア講師の協力により多彩な趣味活動(書道、陶芸、アロマテラピーオイルマッサージ、フラワーアレンジメント、囲碁、将棋、麻雀、紙芝居、貼り絵等)を提供して、その作品を廊下に展示、中庭を利用してパークゴルフコースを設置し、楽しみを持ちながら心身の機能向上を図る取り組みを実施して、多くの利用者から好評を得ている。
また、土曜日、祝日も営業する他、介護保険外事業ではあるが、自主事業として時間延長サービスを実施して利用者及び家族の介護負担軽減を支援している。より多くの利用者のニーズに応えるべく、専門(二種免許取得)のプロドライバーによる柔軟な体制により、エリア最大の送迎範囲(東区全域、北区、当別町)をカバーして、稼働率80%を維持している。

・リハビリテーションの特色
当施設のリハビリテーションスタッフは、クラーク病院との密接な連携の基に理学療法士、作業療法士、言語聴覚士の体制になっている。
通所リハビリテーション利用者のうち、利用者の機能に合わせたマンツーマンの個別リハビリテーションを約70%の方に行っており、さらに、可能な限り利用者のニーズに応えることを基本にして、他の施設で断られた介護予防の言語療法等のケースも受け入れを行っている。
入所者に対しては、入居直後から短時間での在宅復帰を目標として、集中的なリハビリテーションを行っているが、長期化する入居者へのリハビリテーションはPT、OTだけではどうしても不十分な為、介護職員が行う集団体操やレクリエーション等でカバー出来るような共同作業を進めている。

会議・委員会

管理職会議             ・運営上の問題検討
感染対策委員会           ・感染対策の検討、マニュアルの修正、作成
事故防止、リスクマネジメント委員会 ・事故及びヒヤリハット報告の事例検討
褥瘡予防委員会           ・褥瘡の発生又はその予防
身体拘束廃止委員会         ・身体拘束の廃止に向けての検討
入浴、コンチネンス委員会      ・入浴、排せつに関する処遇の検討改善
給食会議              ・食事に対する室の確保改善
広報地域連携ボランティア委員会   ・施設の広報、利用者、地域への情報発信
教育研修委員会           ・職場内教育、研修等の企画運営
行事レク委員会           ・行事の企画運営改善
看護課、療養課会議         ・業務内容の見直し改善
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